2014年10月1日水曜日

送った企画書

向野のグループホーム(仮称:シェアハウスHARUKORO)プロジェクト
メモ
ver.2014.9.30
柴田靖子

◆ 設置目的

親元を離れて自活したい障害のある、または認定はされていないが障害ゆえ排除され路上生活に追い込まれ社会に出て行けない若者支援を目的としたグループホーム。
自立生活体験棟も併設し、ゲストルームとして活用。自立生活体験棟にはユニバーサルシートを備えた多目的トイレを設置する。
食堂・庭は地域のひとやツーリストのための無料休憩所として開放し、趣味の集まりなどにも利用していただく。自立生活体験棟の多目的トイレは、地域のひとやツーリストも自由に利用出来るように案内する。

◆ 設置場所・設置主体・設置イメージ

北海道北斗市向野。現在建設中の新幹線「新函館駅(仮称)」から車で10分(自転車で30分強)。観光名所・法亀寺、分庁舎、市営温泉、市営プール、至近(←新駅設置後はシャトルバスなど公共交通ルートやレンタサイクル屋が出来るかも?そうすれば、八郎沼公園や体験農家、鈴木牛乳牧場などレジャー地にも便がよい。また、住人の就労先の選択肢も増える)。近隣にベーカリー、広大な農地、大野農業高校あり。スタンド設置での委託販売や食材提供、ボランティアスタッフ求人など提携の可能性あり?

古家は、居室数(定員)は4〜5部屋ほど。水回りはすべてリフォームの必要がある。
敷地内にはなれ(自立体験ルーム2室とスタッフルーム1室)を増築(ユニバーサルデザイン仕様、ログハウスなど安価で建てられるもの)。
庭の巨木は出来る限り残す方向で進めたい。

◆ LOVE&PLACE〜目からウロコの「空家問題」解消法〜(仮)執筆

設置主になってくださる事業所と、その後連携する路上生活支援事業所、空家問題に取り組まれている専門家などにご協力いただき、設置実現までのプロセス(手順ほか必要な手続きなど詳細も含む)を記録し、このシェアハウス設置までのプロセスを実践編として掲載し、その道のりを示すことで、今後、同じような支援を思い立った人に役立てていただくHOWTO本にまとめる。また設置実現に向けてよりよいアイデアを得て活かすために下記を取材しヒントになりそうなものは記事として掲載する。設置実現までのプロセスも取材も、すべてオープンソースとしてfacebookpageに許可をいただき次第、順次公表し、広く意見交換の場にしていく。


以上。

宛てた手紙

社会福祉法人 道南福祉ねっと
ご担当さま

 とつぜんご連絡することをお許し下さい。
 はじめてご連絡申し上げます。わたしは東京都目黒区在住の柴田靖子と申します。貴団体については、先日「障害児の高校進学を実現する全国集会in札幌」にお邪魔した際、資料集の広告ページで拝見しました。

 実はいま、北斗市にある老母の土地(向野1-25-17)に障害のある人のためのグループホームをつくれないものかと考えはじめており、たくさんのかたがたの助言をいただきたくご縁を求めているところです。

 そこは、長年借りて住まって下さっていた方が亡くなってからは、借り手も買い手もつかず放置されています。一年ほど前仕事でそちらに出向いた際、様子を見に寄ると、雑草どころか雑木が生い茂り古家のドアにたどり着けないほど荒れ果てようで、そのみじめな様に涙がでました。そこに障害のある若者のためのシェアハウス(どんなひとでも住まえるグループホーム・ケアハウス、ゲストルーム兼自立生活体験ルーム付き)をつくれないものかと考えてはじめています。


 さて、わたしは二人の障害のある子に恵まれました。二人のおかげでたくさんの幸運な出会いに恵まれ、それまで知り得なかった障害のある方々と知り合い、学び感じる機会を得ています。その中で、路上生活をしているかたがたの多くが障害のあるひとだということを知りました。住む人がなくなり持ち主に持て余され打ち捨てられた土地がある一方で、障害ゆえ排除され、ひとところに住むことがかなわず不安の中で生きているひとたち(とりわけ若者たち)がいる理不尽を傍観している自分に腹が立って仕方なくなったのです。
 そこで、路上生活をしている障害のあるかたが障害認定を受けられれば、障害者のためのサービスであるグループホームへの居住や生活介護が叶います。そうして生活の基盤が安定すれば、先が開けるのではないかと考えました。突飛なアイデアかと思ったのですが、すでにそのような事業を行っているかたが、お隣の神奈川県横浜市でいらして先日お話をうかがってきました。とにかくその土地の事情にみあった活動であるべきなので、そこに行ってすでにさまざまな活動をしているかたがたのお知恵やお力を借りるべきであると教えていただきました。そしてこれまで二度ほど足を運び、さまざまな方々のお話を聞くうち、まずは障害のある方の生活支援事業をすでに行っている事業所にアイデアを相談し、この土地と古家(もしかしたら内装工事で活用できるかも知れません)を使っていただけないかご相談すべきであること、その事業が叶ったら、路上生活の方の支援事業を行っている事業所にどうしたら障害があるために生活のスタートを切れない若者の障害認定や安定した住まいの提供がかなうのか相談する、という段階が必要だ、と気づきました。

 そこでご相談なのですが、この土地と古家とアイデアを活用していただくことをご検討いただけませんでしょうか?支払いが必要な固定資産税額と同額の地代(年額3万円程度だと思います)でお借りいただけますし、ご負担でなくご希望でしたら、いずれ私が相続したのちは、支払いに必要な税と同額でお譲りすることも可能です。
 企画書というにはつたないものですが、メモも添付させていただきます。
 貴団体のホームページを拝見し、インクルーシブ社会に強い意欲と高い理念をお持ちであるとお見受けし、強く共感しました。もし少しでもご興味をもたれましたら、お声をかけていただければそちらにご相談にうかがいます。また、札幌でいちご会の小山内美智子さんにお目にかかり相談に乗っていただいた際、逆取材を受けました記事が、いちご会の会報「いちご通信」次号に掲載されると聞いています。そちらもご覧いただければ幸甚に存じます。
 どうかご検討のほど、よろしくお願いいたします。

ついにはじめて企画書とメールを送る

旅から帰ってすぐに「社会福祉法人道南福祉ねっと」のホームページをチェック。
実績うんぬんはまずすっ飛ばして、書かれていることを何度も何度も読み返す。理念や的確なキャッチフレーズも大切だけど、テキストにはモニターの向こうにいるかたの心の置きようや態度が、どんなに繕ってもにじむもの。

そして、何度読んでも共感しか感じない。なんだ、いいじゃないか!

昨日時間ができたのでワクワクしながらメールを書き、小山内さんにお手紙を書いたとき作った企画書を手直しして添付して送った。すると昨日のうちにお心のこもったお返事が届いていた。同じ志を持つひとと出会えて大変嬉しい、法人で協議の上、お目にかかる日時をあらためて相談したい、とのこと。

感激。ドキドキ!