宿題もっといでカフェ/オープンスペース「又蔵さんち」
コンセプト
子ども支援を中心にした共生型地域福祉拠点の創設。
場所
北斗市向野
事業の内容
主に下記の四つ。
① 無料事業「宿題持っといでカフェ(オープンカフェ)」
平日の放課後、近隣の小中高生が、宿題を持ってふらりと寄って、茶の間や自分の部屋かわりに過ごせる場所。カフェテリア、奥の広間、庭をすべてオープンスペースとして開放する。学童保育クラブとは違いアクティビティなどの設定は用意しない純粋な居場所。
②無料事業「井戸端カフェ(オープンカフェ)」
平日午前中、近所の方たちの茶飲み場、不登校の子たちの居場所として、①と同様に開放。
③有料事業「レンタルスペース」
①の運営資金を得るための有料事業として、平日午前中と休日は奥の広間(時間帯によってはキッチンも可)をレンタルスペースとして提供。公民館では開催が難しい有料の講座・ミニ上映会・ホームパーティ・ギャラリーなどの用途で募集。
また、駐車場はオートキャンプに利用出来るレンタルスペースとして提供。
(料金は公民館など他の施設を参考し検討する)
④カフェテリア
平日ランチタイム(12:00〜14:00)営業。
一日1メニューの軽食をワンプレートで提供。フリードリンクつき400円(子ども割検討)。
※朝食(7:30〜8:30)と夕食(③以外の7:30〜8:30)は、敷地内に新設するグループホームの住人・職員の食事を提供(朝食150円・夕食450円予定申告制検討)。
⑤定例(週一回・水曜日夜)の子ども食堂「食卓を囲もう」開催。子どもときょうだいは無料。大人は500円以上お気持ち(有料)で参加可能。
営業時間
平日9:00〜12:00/14:00〜19:00
休日はレンタルスペースの利用による
この事業で期待出来ること
主に下記の三つ。
①「宿題持っといでカフェ」では、ネグレクトなど家庭内で虐待や欠食に苦しんでいたり、面前DVや貧困などにより家庭に居場所がなかったり、学校でいじめにあっていたり支えを必要とする子どもの存在を知るきっかけの場所となることが期待される。
※ 寄り添い続けることが最も大切だが、重篤な問題だと判断した場合は、解決に際して、学校、教育委員会や児童相談所、里親会、その他こども支援団体など外部団体・機関と連携することが重要。
②「井戸端カフェ」として地域のひとと、その日「学校に行きたくない」子に開放し、多世代の地域のひとたちが気軽に出入りする場所になることで、地域全体で日々悩みや喜びを分かち合う拠点になることも期待できる。
② 敷地内に障害のある人のグループホームを新設することや、建物改修に際して完全バリアフリーにこだわることで、多様なかたがたが出会う場所となる。この出会いこそがインクルーシブ社会実現のための何よりの糧となる。
④「空家問題」解消のモデルケースとして、同じように「空家対策」で悩んでいるひとたちの参考になる。
建物の改修
建物改修は、どなたでも利用出来るように徹底してバリアフリー化にこだわる。
① 多機能トイレを設置する(機能分散型で二房)。通りかかりの人や車にも分かるように国道に面した外壁に公衆(多機能)トイレのサインを出し、公衆トイレとしても利用可。
②キッチンはスペースを広くとる。
中央に床高60〜70センチ程度の作業台を置く。作業台は下部を空けることで車いすユーザや子どもも一緒に調理が出来るようにする(調理教室などに利用できる)。また棚位置なども、身長130センチ程度の人の手が届くように工夫して設計する。
③入り口の土間のスペースは横幅いっぱいに大きくとる。
④入り口から庭側の壁面にスロープつきのウッドテラス(縁側、幅80センチ以上)を設けて、ウォーカー・車いすユーザの屋内から庭への移動と、部屋間の移動を容易にする。
⑤出来るだけ中の様子が分かるように窓や透明素材の面を増やすなど工夫する。
その他勘案事項
① この件については、北海道の独自事業「共生型地域福祉拠点」事業を利用したい。
1) 立ち上げ準備経費にも交付がある(ワークショップ開催、イベント試行、アドバイザー依頼など準備経費や、拠点でのイベント企画や職員の事前研修など研修費用)。
2) 拠点施設整備支援として施設整備費は改修の場合(交付率1/2で)850万円、これとは別に設備整備費として300万円。
② 食材提供について。近隣の農家やベーカリーTOUCH、フードバンクに取り組む団体に食材の提供などをお願いする。既存の就労支援事業において実施される小規模農業での作物の提供も。
③ 大野農業高校のボランティア部と連携し、イベントの時など協力をお願いするのはどうか。
④ 子どもや青年のよりどころになるためのマスコットとして、ペットの山羊を飼うのはどうか。
⑤ 台所に勝手口を設け、小さな食用ハーブを育てるスペースにする(車いすの人も水やりが出来るように床高60センチのプランターを配置)のはどうか。
⑥周知・アピールのために、事前/定期的にイベントを開催したほうがいい。